CableTEC
標準/カスタマイズコロナ処理機
ポリマーベース材料の表面処理の目的は、放電によって表面のぬれ性を増大させることにあります。ポリマーベース基材の表面エネルギーが低いと、多くの場合インクや接着剤、塗料の接着性が弱くなります。最適な接着性を実現するには、基材の表面エネルギーを増加させて、インキ、塗料などの表面エネルギーをやや上回るようにすることが不可欠です。コロナによる表面処理を行うことで、表面の接着性が向上します。
特長
- 非接触全周処理
製品を損傷しません。 - 標準ケーブル処理
直径0.5~8mmが対象です。その他は要求に応じて対応します。 - 処理ステーションの遮蔽
CE規制に準拠しています。 - 搬送速度対応型制御
処理の自動開始/停止が可能です。 - 「ワット密度」制御
ライン速度が変化する場合でも均一な処理を実現します。 - 高速処理
絶縁材料に応じて、最高600m/minの高速処理が可能です。 - 「処理の難しい材料」にも適用可能
テフロンや高分子ポリマーなどの材料の処理が可能です。
技術仕様 | CableTEC |
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主電圧および周波数 | AC230V 50/60Hz |
出力電圧 | 2×13kV/最大2000W |
電源 | HV-Xジェネレータシリーズ |
ライン速度 | 最高600m/min |
処理可能な材料 | PP、PEなど |
システムタイプ | 卓上型 |
排気 |
オゾンフィルターシステム |
準拠規制 | CE-RoHS-WEEE |