ProfileTEC
EPDMプロファイルのプラズマ処理
プラズマによる自動車用EPDMプロファイルの前処理における2つの一般的な用途に、フロック加工とスリップ塗装の前に行う処理があります。フロック加工においては、短繊維(フロック)を付着させるのに使用する接着剤とゴムの間の接着力を高めるために、処理が必要となります。スリップ塗装においては、塗料のすぐれた濡れ性と最適な接着性を確保するために、塗布プロセスの前に処理を行う必要があります。
特長
- 使用が簡単
主電源と圧縮空気に接続するだけで利用できます。 - モジュラープラズマ
単一または複数のプラズマヘッドを利用して、あらゆるプロファイルに対応できます。 - インターフェース制御
すべての処理パラメータが中央のPLC装置に転送されます。 - 最小限のメンテナンス
最小限の洗浄と部品交換で済みます。 - 非接触処理
プラズマヘッドはプロファイルに触れないため、機械を損傷しません。 - 柔軟設計
処理ヘッドはさまざまな材料に適用できるため、変更する必要はありません。 - 完全統合型
ProfileTECは、既存の生産ラインに簡単に導入できます。 - 高いコスト効率
必要なのは電力と圧縮空気に関するコストだけで、ランニングコストを大幅に抑えることができます。
技術仕様 | ProfileTECプラズマトリーター |
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主電圧および周波数 | 3相、400~420V、50/60Hz |
プラズマ出力 | ノズルにつき400~450W |
電源 | PlasmaTEC-X |
圧縮空気入口 | 5~6bar(乾燥かつ清浄) |
ライン速度 | 最高40m/min(その他は要望に応じて対応) |
処理可能な材料 | 導電性、非導電性 |
システムタイプ | スタンドアロン型または卓上型 |
電極位置調整 | 個別(ツールを使用する必要なし) |
準拠規制 | CE-RoHS-WEEE |